海外FXのみ導入されている独自のサービスで、「トレードで発生してしまった借金をゼロ」にしてくれるサービスです。
このサービスを受ける為に海外FX口座を開設される方も少なくないです。
筆者自身も、英語が全く出来ない為、海外口座開設に不安を感じていましたが、このゼロカットシステムが決め手の一つとなって口座開設しました。
そこでこの記事では、
- ゼロカットシステムの仕組み
- 海外FX業者がゼロカットシステムを導入している理由
など重要なポイントを詳しく解説させて頂きます。
ゼロカットシステムとは
想定以上の相場変動によって、口座に入っている証拠金を超える損失が出ても追証(借金)を発生させず自動でロスカットを行い、仮に証拠金以上の損失が発生しても支払い義務が発生しないシステムです。
どんなに負けても「自分で決めて用意したお金」以外で追加で支払うお金はなくトレードが出来るんだ！くらいに考えて頂いても問題ないです。
ゼロカットシステムのイメージについて
| 例 | ゼロカット採用のケース | ゼロカット不採用のケース |
|---|---|---|
| 証拠金 | 100万円 | |
| トレード結果 | -200万円 | |
| ゼロカット | 0円にリセット | -100万円 |
| 結果 | 追証（借金）なし | -100万円の追加請求発生 |
上記の場合、証拠金よりも大きな損失が発生した場合、損失を業者が負担してくれる形となります。
※国内FX業者は金融庁の規制でゼロカットが禁止されています。
すなわち、国内FX業者では「借金」が発生するリスクがあります。
海外FX業者がゼロカットを導入している理由
海外FXはNDD方式（簡単に言えば収入をスプレッドに限定している）事により、トレードをしてもらえなければ利益を出せず、利用者が追証（借金）を恐れてトレード回数が減らない様、安心してトレードをしてもらう為にゼロカットを採用しています。
海外FX業者のゼロカット比較
海外FX業者によってその記載やタイミングは変わってきます。
下記に、XMを例に記載していますので参考にしてみてください。
XMTrading
XMでは公式HP上でもマイナス残高リセットと明記されています。
XMがゼロカットのタイミングはマイナスが発生した時から
- ポジションを持っていない事
- 追加資金を入金する事
1、2どちらかを満たす事で自動的に処理してもらえます。
情報過多の時代になりましたが、日本だから安全と決めつけずにゼロカットだけではなく、FXについて正しい知識を身に着けて良いトレードライフを送りましょう。当メディアでは「ゼロカット」以外にも、「スプレッド比較」「口座開設ボーナスキャンペーン比較」なども解説しておりますので、合わせてご閲読下さい。
