海外FX業者全16社の通貨スプレッドを比較!固定・変動についても解説!

当記事では、海外スプレッドについて詳しく解説し、代表的な海外FX業者のスプレッドを一覧で比較いたします。

スプレッドはトレードする上で切っても切り離せない重要な比較ポイントです。
昨今では、国内FX業者と同等の低スプレッド業者も存在しますので、「海外FX業者はスプレッドが広い」は過去の話。

海外FX業者のスプレッドを比較する上で重要な「固定・変動」
そして「スプレッドが狭いだけで選ばない方が良い理由」なども解説していますので、是非参考にして下さい。

そもそも通貨スプレッドとは?

通貨ペアごとに表示される「Bid(売り)」と「Ask(買い)」の差をスプレッドといいます。
この差がトレーダーの負担するコストとなり、実質FX業者へ支払う取引手数料となるわけです。

例:1ドルの買値108円33銭、売値108円30銭の場合、0.3銭がスプレッド

つまりスプレッドが狭ければ狭いほど、利益を出しやすいと言えます。
またスプレッドはFX業者によって異なり、狭い業者・広い業者と様々です。

しかし、必ずしもスプレッドが狭いFX業者が良いとも言い切れません。
「スプレッドが狭い=業者の収益が少ない」ので、口座開設時のボーナスキャンペーンが無い・少ないなどのデメリットもあります。

その為、FX業者をスプレッドだけで選定せず、トータルで比較して選びましょう。

海外FX業者の固定スプレッド・変動スプレッドについて

海外FX業者には「固定スプレッド」と「変動スプレッド」の2種類が存在します。それぞれの違いは以下の通りです。

  • 変動スプレッド:市場の価格が大きく動いている局面・時間帯によってスプレッドが変動する
  • 固定スプレッド:常に一定のスプレッドで固定されている

海外FX業者の多くは「変動スプレッド」メインですが、中には「固定スプレッド」を取り入れた業者が存在します。「どっちがいいの?」となりますが、結論からいうと「トレードスタイル」によって変わる為、甲乙つけ難いと言えます。

また、固定スプレッドであっても要人発言・某氏のツイート・指標発表直後は、スプレッドが大きく開くことがあるので注意が必要です。

変動スプレッドは「最小・最大」ではなく「平均」を確認する

スプレッドは「平均スプレッド・リアルタイムスプレッド・最小スプレッド・最大スプレッド」の4つに分けられます。

リアルタイムスプレッドは各社のホームページで公表されているところもあり、現状の確認には有効ですが、最も重要視して欲しいのが「平均スプレッド」。時間帯によってスプレッドが狭い・広いタイミングがある為、必ず「平均スプレッド」を参考にしましょう。

スプレッドが狭い口座は別途取引手数料が必要な場合も

スプレッドが狭いFX業者では、別途取引手数料を徴収しているケースもあります。そこで、重要になるのが「口座の種類」です。海外FX業者では、「ECN口座」と「STP口座」の2種類が存在します。
それぞれの違いは以下の通りです。

スプレッド 手数料
ECN口座 狭い(0.1pips~) 取引ごとに必要
STP口座 普通(通貨、ブローカーによる) 無料

つまり手数料を注意しないと、スプレッドが狭くても手数料が徴収され、STP口座の方が実質スプレッドは狭い状況が起こります。

スプレッドが狭いとボーナスが少ない

海外FX業者をスプレッド重視で選定する場合、口座開設ボーナスキャンペーンを諦めないといけない可能性があります。その理由は業者の特徴に関係します。

  • スプレッドを狭く設定している業者はボーナス還元が少ないorない可能性あり
  • スプレッドを普通以上に設けている業者、ユーザーへボーナス還元を多く行っている

その為、まず初心者の方は、スプレッドを気にせず口座開設時のボーナスキャンペーンが多いFX業者を選定しスタートし、その後手法を駆使し勝てるようになってからスプレッドが狭い業者を選んでも良いでしょう。

海外FX業者の通貨スプレッドを一覧比較表

それでは各会社FX業者別の平均スプレッドを、代表的な通貨ペア毎に一覧比較いたします。

海外FX業者 口座タイプ USD/JPS EUR/USD EUR/JPY GBP/USD GBP/JPY
FBS スタンダード 1.5 0.9 2 0.8 2.5
8MAX スタンダード 2.7 2.7 2.9 2.9 2.9
Is6com スタンダード 1.6 1.5 2.3 2.4 3.1
IronFX マイクロ 0.8 1.1 1.5 1 4.4
HotForex プレミアム 1.7 1.2 1.7 1.8 3
GEMFOREX オールインワン 1.2 1.2 1.4 2.1 1.9
XM スタンダード 1.6 1.8 2.5 2.2 3.6
TITANFX スタンダード 1.3 1.2 1.7 1.5 2.4
TICKMILL クラシック 1.8 1.8 2.2 3.6 3.6
LAND-FX ライブ 0.8 0.8 1.2 1.5 1.9
TRADEVIEW スタンダード 2.1 1.8 2.4 2.4 2.4
iFOREX スタンダード 0.9 0.9 1.2 1.5 2.5
AXIORY スタンダード 1.5 1.2 1.3 1.4 1.8
XLNTrade Profit 1 1 1 2 3
IFC Markets スタンダード 1.8 1.8 2.5 3 5.5
MYFXMarkets スタンダード 1.6 1.8 2.4 1.9 2.4

※スプレッドは常に変動しておりますので、参考値として下さい

海外FX業者のスプレッド比較まとめ

海外FX業者のスプレッドに関して、様々な視点から解説させて頂きました。

重要なポイントをもう一度まとめます。

  • 通貨ペアごとに表示される「Bid(売り)」と「Ask(買い)」の差がスプレッド
  • 海外FX業者には「固定スプレッド」と「変動スプレッド」の2種類が存在する
  • 変動スプレッドは「最小スプレッド」ではなく「平均スプレッド」を確認する
  • スプレッドが狭くても手数料を徴収され、結果取引コストが高くなる可能性もある

また、当メディアでは「スプレッド比較」以外にも、「レバレッジ比較」「口座開設ボーナスキャンペーン比較」も解説しておりますので、合わせてご閲読下さい。

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