pips(ピップス)とはFXの値幅を表す際に使用する単位で、その通貨の最少単位の「100分の1」をあらわしています。
FXは世界中の外貨を取り扱うため、pipsを使用することで対円通貨でも対米ドル通貨でも同じ単位であらわすことができるメリットがあります。
米ドル/円、ユーロ/円など対円通貨の場合
1円の100分の1=1銭ですので1pips=1銭となります。ユーロ/米ドル、英国ポンド/米ドルなど対米ドル通貨の場合
1セントの100分の1=0.01セントですので1pips=0.01セントとなります。
このようにpipsを使用すると対円通貨でも対米ドル通貨でも同じ単位であらわすことができるため、通貨ごとの単位を考慮せず指定することができる全通貨ペア共通の単位として使われます。